【嶺北の玄関口】美空ひばりも愛した？JR大杉駅を紹介するよ！

嶺北へ列車で来る際の玄関口となる大杉駅についてまとめてみました。

これから嶺北へ行きたい人は、参考にしていただければと思います！

嶺北へJRで行く場合

嶺北にはJR土讃線で行けます。

ちなみに高知県のJRには電車が走っていません。

高知を走るのは電車ではなく、ディーゼルエンジンで動く気動車です。

なので、高知県の人はJRのことを『汽車』と呼びます！（ちなみに、市内を走る路面電車が『電車』です。）

JR土讃線は岡山ー高知間を特急「南風（なんぷう）」、高松ー高知間に特急「しまんと」が走っています。

普通列車では多度津（香川）または阿波池田駅（徳島）から高知行き列車で嶺北へ。

高知駅からは阿波池田方面の列車に乗ると嶺北へ行けます。

ちなみに嶺北の中で駅があるのは大豊町だけ。大豊町には他にも土佐岩原・豊永・大田口・土佐穴内・土佐北川駅・角茂谷（かくもだに）駅と全部で7ヶ所もの駅があります。

実は、高知県内の市町村で1番JRの駅が多いのも、この大豊町なのです！

嶺北の拠点となる大杉駅

嶺北は昔から林業が盛んだったから、そんな地域性も伝わるようにと木で作られているんだよ。[/inaka]

大豊町には複数の駅がありますが、その中で拠点となるのが土讃線の大杉駅。

この駅には特急電車も停まり、本山町・土佐町・大川村への最寄り駅でもあります。

ホームと駅舎の間には、踏切もあるので駅に降りたら気をつけてください！

また、特急列車も停まるため駅には駅員さんがいます。

駅舎の中には売店もあるので、何かお腹が空いたときも物が買えるから便利（※夕方以降は無人なので、売店は空いてません）。

待合室には本や雑誌も置いてあるので、早めに行っても時間がつぶせますよ。

駅前にはバス停があるので、本山町・土佐町・大川村へアクセスの拠点駅にもなっています。

ちなみに大杉駅は中村大王（なかむらだいおう）という少し変わった住所。

中村大王という地名、すごく面白いですよね。

普通列車はワンマン運転です

嶺北へ行く普通列車ではワンマン運転が行われています。

ワンマン運転とは運転手のみが列車に乗っていて、乗車時は後ろのドアから。

下車時は前の運転手横のドアから下車し、切符は車内で回収となります（もちろん、ICカードは使えません）。

切符の差額がある場合は車内で支払うため、駅員さんが来るまで席で待っていれば大丈夫！

また、電車のドアは押しボタン式なので電車が着いても自動でドアは開きません。

乗車・下車の場合は、自分でドアを開けるようにしましょう。

大杉駅前の情報

大杉駅前には吉野川が流れ、橋を渡ると国道32号線へ。

左へ行けば、高知方面。

道なりに徒歩10分程でコンビニ、その先には道の駅おおすぎや日本一の杉の木があります。

右へ行けば、徒歩5分ほど道なりに行けば地元では人気のひばり食堂。

お惣菜屋もあります。

その先、国道439号線を左折したら高知自動車道大豊ICやスーパーマーケットです。

大杉駅前には大豊町の観光名所が載っている案内板がありますので、駅へ着いたら要チェック！

美空ひばりさんゆかりの地

大杉駅前は昭和の歌手、美空ひばりさんのゆかりの地としても有名です。

昭和22年、当時美空ひばりさんが9歳の頃、地方巡業中に嶺北でバスの事故にあい九死に一生を得ました。

その時入院し、杉の木の前で「日本一の歌手になれますのように」とお願いしたところ、歌が大ヒット。

その後はスターの道を歩んだとされています。

このことから大杉は、「日本一の大杉」と呼ばれるようになり、美空ひばりさんゆかりの地として全国から多くのファンが訪れるようになりました。

まとめ

今回は嶺北の交通についてまとめてみました。

嶺北は高知県でも北部にあるので、徳島・香川県には行きやすい場所にあります。

本州から高知へ列車で来る場合には嶺北を通るので是非寄ってみてください。

ちなみに高知空港から嶺北へ行く場合はいったん高知駅へ出て高知駅から土讃線で嶺北へ行くのが一般的ですよ！

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では、次回の記事もお楽しみに〜

バイバ〜イ