こんにちは!れいほくTV編集部です。
四国の寺だと「四国八十八か所遍路」が有名ですよね!
嶺北地域はその遍路道のルートからはズレますが、それでもこの地域には昔から大切にされてきた文化や風習があります。
今回は、そんな世界を垣間見ることのできる、今も歴史が残る嶺北地域の4町村にあるお寺をまとめてみました。
嶺北地域の「歴史」を感じることができる旅の参考にどうぞ!
本山町のお寺
東光寺
戦国時代に開かれた寺で、400年歴史がある東光寺。
現在の建物は昭和33年に再建されたものです。
立地は本山町の中心地となっています。
高知新聞に東光寺の長い歴史を継がれた僧侶の小野さん取材記事がありますので、気になる方は覗いてみてください!
参照:深くつながる寺に 僧侶 小野裕久さん(28)本山町-ただ今修業中
金剛寺
本山町の寺家にあるお寺で、天井絵が美しいと評判のお寺です。
ミニ88ヶ所巡礼もでき、観光スポットとしてもおすすめ。
まわりの道(マンダラの道) に野の草花を沢山育てておられるようで、季節によってはそちらもお楽しみいただけます!
土佐町のお寺
三宝山地福寺
西石原にあるお寺で、紅葉がきれいです。
地域のコミュニティも盛んに行われており、秋の紅葉シーズンには音楽イベントも開催されています。
登り口までの階段が結構急なため、上り下りの際はご注意くださいね。
中島観音堂
田井にある寺院で、木造十一面観音立像は高知県の有形文化財として指定されています。
樹齢1200年ものキンモクセイの大樹がありましたが、2019年の未曾有の台風被害で倒木。
その後、クラウドファンディングで資金を募り、復旧したようです!
昔から「十七夜」という名称の大祭が行われており、約300年の歴史があるといわれています。
大谷寺
南川にあるお寺。
毎年夏には「南川百万遍祭り」という伝統行事が開かれています。
南川の百万遍祭自体も町の無形民俗文化財に指定されており、その舞台となる「舞堂」も町の有形民俗文化財に指定されています。
毘沙門堂
平石にあるお堂で、土佐町の有形文化財に指定されています。
毘沙門天は七福神の中に含まれ、石段横に「福の神毘沙門天」と書かれた看板が立っています。
「四本杉」といわれる4本の大杉は見応えがあり、また他にも国指定天然記念物「平石の乳イチョウ」もあり、そちらも見応え抜群です。
薬師堂
峯石原にあるお堂で、樹齢750年ほどの乳イチョウがあります。
福寿草が自生して群生していることから、「薬師堂の福寿草まつり」が開催されています。
地元の方が少しずつ繁殖させた「幸せを招く」といわれる福寿草を、ぜひ季節が合えばご覧ください!
大豊町のお寺
大田山大願院豊楽寺、豊楽寺薬師堂
真言宗智山派の仏教寺院で、見晴らしのいいお寺です。
薬師堂は国宝に指定されており、阿弥陀如来坐像は国の重要文化財にもなっています。
闘病平癒に訪れる人が多いお寺として知られています。
粟生聖天 定福寺
真言宗智山派の寺院で、本尊は阿弥陀如来です。
新四国曼荼羅霊場第61番札所にもなっています。
秋は紅葉も楽しめるスポットとなっています!
またシーズンによっては「ハス」も楽しめます。
大川村のお寺
延命寺
真言宗醍醐派のお寺です。
大川村のお寺の情報は少なくてすみません。
今後、れいほくTV編集部として取材していければと思っております!
秋は紅葉を楽しめるお寺も!季節を変えて行ってみてね
嶺北地域には、町をはじめとする県や国の文化財ともなっている仏像や建築物もあります。
それだけではなく、地域によってはお祭りが楽しめたり、季節によっては紅葉やそのお寺ならではの植物が楽しめたりするので、歴史を感じる嶺北旅をしに、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
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